農家の始め方ガイドブック
研修制度
まずは学び?それとも実践?
目指すライフスタイルに合わせて、基礎・実践技術・経営方法を身につけられる研修制度を用意しています。農業の基礎知識を学ぶ「農業大学校」と、現役生産者の元で働きながらスキルを習得する「研修制度」があります。
栃木県農業大学校
いちご学科
栃木県でいちご経営を始めたいと考えている方を対象に、学内及び生産現場での実習と経営管理に関する科目を主として、いちご経営に必要な基本的な知識、技術、技能を2年間で集中的に学びます。
また、産地や関係機関と連携し、農地や施設の確保、就農準備などについて就農後まで継続的に支援します。
- 修学期間
- 2年間
- 定員
- 10名
とちぎ農業未来塾
Uターン、Iターンなどにより、県内で農業を始めたいと考えている方を対象に、農業経営に必要な基礎的知識や作物の栽培技術などが研修できます。
主に、次の2つのコースがあります。
就農準備基礎研修
農業経営や栽培技術の基本的内容に関する講義、実習等
- 研修期間
- 4月〜1月(30日)
- 研修曜日
- 土曜日、又は木曜日
- 定員
- 各40名
就農準備専門研修
Iコース
いちご、露地野菜、施設野菜、果樹の農業経営・栽培技術の専門的な内容に関する講義、実習、現地視察等
- 研修期間
- 4月〜3月(100日)
- 研修曜日
- 月・水・金曜日
- 定員
- 60名
IIコース
Ⅰコースに加え、作物生育期間に合わせ現地実習指導農業者等での現地実習を実施(就農準備資金に対応)
- 研修期間
- 4月〜3月(180日)
- 研修曜日
- 月・水・金曜日
- 定員
- 5名程度(Iコースの内数)
宇都宮市
宇都宮市認定就農研修制度
in先進農家
- 研修概要
- 宇都宮市農業公社が選定・斡旋する先進農家での実地研修等
- 募集要件
-
- 農業経営に意欲ある市内在住(予定者)者で市内就農者
- 就農時年齢が50歳未満(審査時は48歳以下)
- 認定新規就農者(予定含む)
- 農家出身は自家農業と経営類型が異なる者※審査会あり
- 品目
- いちご、トマト、アスパラガス、にら、梨
- 研修機関名
- (公財)宇都宮市農業公社
- 事務局
- (公財)宇都宮市農業公社
JAうつのみや管内
JAうつのみや
新規就農者研修
- 研修概要
-
- 栽培技術・知識等の基礎研修
- 派遣先農家での栽培管理作業に関する応用・実践研修
- 農業機械や施設の取り扱い・整備研修
- 募集要件
-
- 就農に対して強い意欲を持つ者
- JAうつのみや管内居住する者または農地を持つ者
- 品目
- いちご、アスパラガス
- 研修機関名
- 宇都宮農業協同組合
- 事務局
- 宇都宮農業協同組合
※トレーニングファーム … 就農前に模擬的な農業経営を経験する研修農場
鹿沼市
鹿沼市いちご
新規就農者研修
- 研修概要
-
- 鹿沼市では、いちごの産地としてのブランド力を維持・増進するため、いちごでの新規就農希望者を対象にした研修制度を平成29年4月から実施しています。
- 研修期間は2年間。1年目で基本的な栽培技術を学び、2年目は研修用ハウス(ひとり3棟)を使って栽培から出荷までを実践的に学びます。
- 研修中に就農地の斡旋や青年等就農計画の作成支援等を行い、研修後のスムーズな就農を後押しします。
- 就農後は、系統出荷となります。
- 募集要件
- 18歳~47歳の者で、農業新規参入者または部門経営開始者。市内外在住の制限はないが研修終了後、本市での就農・居住を希望する者。
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- 鹿沼市いちご・にら新規就農者支援対策協議会
- 事務局
- 鹿沼市経済部農政課
※トレーニングファーム … 就農前に模擬的な農業経営を経験する研修農場
詳細はこちら鹿沼市
鹿沼市にら
新規就農者研修
- 研修概要
-
- 全国2位のにら産地である栃木県内でもトップの生産量を誇る鹿沼市で、にらでの新規就農を目指す方向けの研修制度です。
- 市内ベテランにら生産者の元での実践的な研修と、就農準備校とちぎ農業未来塾(就農準備専門研修Ⅰコース施設野菜)での基礎的な研修を併用して学びます。
- 研修中に就農地の斡旋や青年等就農計画の作成支援等を行い、研修後のスムーズな就農を後押しします。
- 就農後は、系統出荷となります。
- 募集要件
- 18歳~47歳の者で、農業新規参入者または部門経営開始者。市内外在住の制限はないが研修終了後、本市での就農・居住を希望する者。
- 品目
- にら
- 研修機関名
- 鹿沼市いちご・にら新規就農者支援対策協議会
- 事務局
- 鹿沼市経済部農政課
日光市
日光市にら研修制度
- 研修概要
-
- 現役のにら生産者のもとで農業・にら栽培の基礎を学びます
- 就農準備校とちぎ農業未来塾で農業の基礎を学びます(国の就農支援制度を活⽤する場合)
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲がある18歳以上、概ね60歳までの方
- 研修終了後、日光市内での就農が可能な方
- 品目
- にら
- 研修機関名
- 日光市新規就農者支援対策協議会
- 事務局
- 日光市観光経済部農政課
日光市
日光市いちご研修制度
- 研修概要
-
- 現役いちご生産者のもとでいちご栽培を研修
- 就農準備校とちぎ農業未来塾で農業経営や栽培技術の基礎を研修(国の就農⽀援制度を活⽤する場合)
- 募集要件
-
- 18歳以上、概ね60歳までの方
- 性別、農業経験の有無は問いません
- 研修終了後、日光市内での就農が可能な方
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- 日光市新規就農者支援対策協議会
- 事務局
- 日光市観光経済部農政課
県域
大笹牧場を活用した
新規就農希望者向け研修システム
- 研修概要
- 研修プログラムを大笹牧場に設置
- 住込み研修施設の設置(1~3年、住込みで研修し先進技術・経営を習得)
- 大型機械・人工授精師免許取得
- 将来、農場運営し収益を上げるための支援(搾乳・飼養管理・自給飼料・経営技術の向上)
- 募集要件
- 要普通免許
- 品目
- 酪農
- 研修機関名
- 栃木県酪農業協同組合
- 事務局
- 栃木県酪農業協同組合酪農課
JAはが野管内(真岡市・益子町・茂木町・市貝町・芳賀町)
JAはが野新規就農塾
- 研修概要
- 1年間(4~3月まで)の研修支援
- 実際の農作業を通じての研修
- 講習会等での研修 他
- 募集要件
- ①年齢満18~48歳。
②研修修了後、当JA管内の就農希望地において、就農・経営を開始すること。
③当JAの組合員となること。
④当生産部会員として活動できること。
※申込書提出後、書類審査・面接の上で選考となります。
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- 新規就農塾推進協議会
- 事務局
- はが野農業協同組合営農部営農企画
真岡市
井頭観光いちご園
新規就農塾
- 研修概要
- 観光農園を経営したい方を対象に、観光いちご園の経営に必要な技術および基礎的な知識を習得する
- 募集要件
-
- 年齢満18歳から48歳以下であること。
- 研修修了後、真岡市内に在住し、井頭観光いちご園において原則独立自営就農を開始すること。
- JAはが野の組合員になること。
- JAはが野の生産部会員として活動できること。
- 研修修了後、この事業の受入農業者等として協力できること。
- 品目
- いちご(観光農園)
- 研修機関名
- 新規就農塾推進協議会
- 事務局
- 真岡市産業部農政課
益子町
ましこ農の学校
- 研修概要
-
- 外部講師等による野菜の基本的な栽培方法の習得や農業機械の操作方法の支援
- 益子加工センターを使用した加工品の製造や道の駅ましこでのマルシェ販売の支援
- 募集要件
-
- 将来益子町内で就農など農のある暮らしを目指している方、または検討されている方
- ましこ農の学校の理念に共感いただける方
- 町税等を完納している者(世帯全員)
- 品目
- 野菜・加工
- 研修機関名
- 益子町
- 事務局
- 益子町産業建設部農政課
栃木市
栃木市新規就農支援事業研修
- 研修概要
-
実地研修:市内のいちご生産者(マイスター)の下での研修
座学研修:栃木農業未来塾での研修(就農準備専門研修Ⅰコースの受講が必須)
- 募集要件
- 次のいずれにも該当する者
- 年齢は18歳以上48歳以下であること。
- 研修終了後、栃木市内に居住し就農すること。
- 就農に向けた相談や協議を市や県と行ったことがあり、就農に強い意欲がある人。
- 普通自動車免許を有し、研修機関中の車等の移動手段を有していること。
- 就農時に必要な自己資金を有していること。
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- (一財)栃木市農業公社
- 事務局
- (一財)栃木市農業公社
壬生町
JAしもつけいちご部会壬生支部
新規就農者研修
- 研修概要
- とちぎ農業マイスターの元で、栽培管理や農業機械・施設の取り扱いに関する研修を実施
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲があり、心身共に健康な方
- 壬生町内に居住し、町内での就農ができる方
- 就農予定時の年齢が概ね50歳以下の者
- 詳細は面談の上、研修生を決定します
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- JAしもつけいちご部会壬生支部
- 事務局
- JAしもつけ壬生地区営農経済センター
※トレーニングファーム … 就農前に模擬的な農業経営を経験する研修農場
小山市 下野市 野木町
JAおやま新規就農塾
- 研修概要
-
- 就農準備校「とちぎ農業未来塾」での農業経営・栽培技術・知識等の基礎研修
- 派遣先農家での栽培管理作業に関する応用・実践研修
- 募集要件
-
- 就農意欲があり、就農研修開始日における満年齢が18歳以上48歳以下であること。
- 研修終了後、当JA管内で経営を開始し、生産部会員として活動できることが見込まれること。
- 審査会あり。
- 品目
- いちご
- 研修機関名
- JAおやま新規就農塾推進協議会
- 事務局
- 小山農業協同組合営農企画課
栃木市岩舟町
岩舟町ぶどう生産組合
新規就農者研修
- 研修概要
- とちぎ農業マイスターの元で、栽培管理や農業機械・施設の取り扱いに関する研修を実施
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲があり、心身共に健康な方
- 栃木市岩舟町内での就農ができる方
- 就農予定時の年齢が概ね50歳以下の者
- 詳細は面談の上、研修生を決定します
- 品目
- ぶどう
- 研修機関名
- 岩舟町ぶどう生産組合
- 事務局
- JAしもつけ岩舟地区営農経済センター
JAしもつけ管内
下野農業協同組合新規就農
希望者向け研修事業
- 研修概要
-
- とちぎ農業マイスターの元で、栽培管理や農業機械・施設の取り扱いに関する研修
- 農大未来塾での研修(就農準備専門研修Ⅰコースの受講
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲があり、心身共に健康な方
- JAしもつけ管内で就農し、生産部会員として活動できる方
- 就農予定時の年齢が49歳以下の方
- 県農大未来塾を受講できる方
- 就農時に必要な自己資金を有している方
- 詳細は面談の上、研修生を決定します
- 品目
- いちご、ぶどう
- 研修機関名
- 下野農業協同組合
- 事務局
- 下野農業協同組合
JAなす南管内
南那須農業アカデミー
- 研修概要
- いちご、梨、トマトの農業経営・栽培技術の基礎的・専門的内容に関する講義、農業経営体における現地実習(派遣研修)
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲があり、心身共に健康な方
- 那須烏山市・那珂川町内での就農ができる方
- 年齢は概ね18歳~45歳程度まで
- 詳細は面談の上、研修生を決定します
- 品目
- いちご、梨、トマト
- 研修機関名
- 南那須地域新規就農者支援対策協議会
- 事務局
- 那須南農業協同組合
JAしおのや管内
JAしおのや
新規就農者育成研修事業
- 研修概要
- JAしおのやが推奨する重点作物の農業実務を中心に、JA全農とちぎや県塩谷南那須農業振興事務所などから協力を得て、就農に必要な技能や知識を学びます。
- 重点作物の栽培や出荷、販売
- 農業機械講習
- 各種座学
- 募集要件
- 次のすべてを満たす満年齢18歳以上、原則45歳未満の個人
①心身ともに健康であること
②農業に対する固い意志と意欲がある農業後継者や新規就農希望者
③研修後もJAしおのや管内に居住し、一定期間(10年以上)就農できる方
- 品目
- いちご、アスパラガス、ナス、リンドウ、小菊、トウモロコシ、ネギ 等
- 研修機関名
- 塩谷農業協同組合新規就農者育成研修
- 事務局
- (株)グリーンさくら
塩谷町
塩谷スプレーマム・
ラボラトリー
- 研修概要
- スプレーマムの農業経営・栽培技術の基礎的・専門的内容に関する講義、農業経営体における現地実習(派遣研修)
- 募集要件
-
- 新規就農に意欲があり、心身共に健康な方
- 研修後は塩谷町に居住し、農業経営に従事する者
- 詳細は面談の上、研修生を決定します
- 品目
- スプレーマム
- 研修機関名
- 塩谷スプレーマム担い手確保育成協議会
- 事務局
- 塩野谷農業協同組合塩谷地区営農経済センター
那須塩原市
那須塩原市
チャレンジファーマー制度
- 研修概要
- 【応用コース】
- 市内の農家等における1年間の本格実習。
- 栽培管理、農業用機械、販売・流通、帳簿や財務諸表、労務管理等の講義
- 募集要件
- ①那須塩原市に住民票がある者又は転入予定者で、那須塩原市内で就農を確実に予定しているもの
②研修時の年齢が49歳未満であり、就農時の年齢が原則50歳未満であるもの
③認定新規就農者の認定を受けようとしているもの
④非農家又は農家出身で自家農業と経営類型が異なる類型であるもの
- 品目
- いちご、トマト、アスパラガス、なす+ねぎ、酪農
- 研修機関名
- (公財)那須塩原市農業公社
- 事務局
- (公財)那須塩原市農業公社
JAなすの管内(大田原市、那須塩原市、那須町)
那須地域新規就農支援協議会
- 研修概要
-
- とちぎ農業マイスターの元で、栽培管理や農業機械・施設の取り扱いに関する研修を実施
- 就農準備校とちぎ農業未来塾で農業経営や栽培技術の基礎を研修(国の就農⽀援制度を活⽤する場合)
- 募集要件
-
- 義務教育を修了した者で就農に意欲があり、研修終了後はJAなすの管内において農業経営(独立自営就農)することが確実と見込まれる新規参入または新部門開始者で、18~48歳未満(研修申込時点)の心身ともに健康な者。
- 品目
- いちご、アスパラ、にら、ねぎ、なす、なし
- 研修機関名
- 那須地域新規就農支援協議会
- 事務局
- 那須野農業協同組合営農部園芸課
佐野市
佐野市新規就農塾
- 研修概要
- 佐野市内の熟練園芸農家のもとで1年間の研修を行い、農業経営に必要な技術、知識を習得
- 募集要件
-
①満18歳~満62歳の方
②研修修了後、佐野市内で就農・経営を開始すること
③JA佐野の生産部会員として活動できること
- 品目
- いちご他
- 研修機関名
- 佐野市園芸振興協議会
- 事務局
- 佐野農業協同組合営農経済部営農企画課
足利市
足利市新規就農塾
- 研修概要
-
- 実際の農作業や各種講習会等による技術研修
- 農業経営に必要な知識研修
- 募集要件
- ①18歳以上62歳以下の就農希望者で、研修後1年以内に足利市内で独立・自営就農を開始するもの
②JA足利の生産部会員として活動できる方
- 品目
- いちご、トマト、大根、にんじん、なす、アスパラガス、トルコギキョウ
- 研修機関名
- 足利市新規就農支援協議会
- 事務局
- 足利市農業協同組合営農経済部営農振興課
佐野市
サポート付き農業体験学習2025
“一から自分の手でお店で売れる野菜を作ってみませんか?”
家庭菜園に興味のある方、現役農家さんから栽培管理のコツを教わりたい方、大歓迎!!
植付けから収穫までの全ての作業を実際に体験していただく、本格農業体験。
野菜の苗や道具まで全て完備、毎日の管理作業に専念していただけます!
また、現役の地元農家さんが栽培のノウハウを指定の講習日に指導、初めての方でも安心して始められます。“農業体験”と“栽培技術の習得”がセットになった本格農業体験プランです。
- 日時
- 体験期間:3月~11月(9か月)
※月に1~2回程度の講習会を行います。
- 集合場所
- 佐野観光農園アグリタウン 花の丘農場
住所:栃木県佐野市植下町802-4
- 対象者
- 家庭菜園や直売所の野菜販売に興味がある方、半農半Xでの野菜作り
- 体験内容
- 年間スケジュール(予定)
- 参加費
- 30,000円(税込)/農作業備品完備、種・苗・肥料代込
- 申込期限
- 2025年3月10日(月)まで
※応募多数の場合には抽選、先着順ではございません。
※ご参加いただく方にはメールもしくはお電話にてお知らせいたします。
- 募集人数
- 9区画(60㎡/区画 6m×10m)
- 持ち物
- 農作業のできる服装、軍手や長靴等
- 申込先
- ①お電話でのお申込み ・・・JA佐野 アグリ振興課(0283-20-8864) 担当:飯田
②WEBからのお申込み ・・・2025年2月上旬より受付開始
問合先(JA佐野)TEL:0283-20-8864、FAX:0283-21-5225、E-mail:sano-at@jasano.jp